日本人には加入しない自由も脱退する自由も与えられていない年金。しかし、そんな年金に「定期預金」のごとく解約できる抜け穴が存在しているといいます。日本の年金制度は「賦課方式」が採用されています。賦課方式とは「年金支給のために必要な財源を、その時々の保険料収入から用意する方式」のことで、現役世代から年金受給世代への仕送りに近いイメージです。国民皆年金の名のもと、国民には年金制度からの脱退の自由は認められていません。しかし、脱退できる人たちがいることを知っていますか？それは外国人労働者です。外国人労働者の場合は帰国する際に、年金制度から脱退し、納めてきた年金保険料の一部をまとまった額の一時金として受け取ることができるのです例えば、日本で雇用された外国人が月額22万円の給料で5年間働いた場合、支給される金額は120万円にも上るといいます。しかし、これは帰国を理由に認められているもので、致し方ない面もあるとと思います。ところが、実のところ『本当に出国したか』すら確認していないのです。これでは「ザル法」と呼ばれても仕方ないと思います。出国したかどうかの確認もしていないとは、一体どういうことなのでしょうか？
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