スウェーデンのカロリンスカ研究所は6日、2025年のノーベル生理学・医学賞を大阪大学特任教授の坂口志文氏ら3人に授与すると発表した。坂口氏の制御性T細胞発見は、免疫システムの過剰反応を抑えるメカニズムを解明し、自己免疫疾患やアレルギー、がん治療の基盤を築いた。この業績は1990年代初頭の共同研究に基づき、日本科学界の国際的評価を高める成果だ。
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